軽い気持ちでナンパについていった人妻

鹿児島のナンパ体験談
eyecatch

鹿児島市内に住んでいる42歳の主婦です。ナンパなんてされなくなって久しいのですが、この前、久々に若い男の子からナンパされました。私は自分の名前をLINEのIDにしているんですが、その男の子は女性っぽい名前の適当なIDを入力して、検索でヒットしたらチャットしてみて会話するというやり方でナンパを仕掛けていたみたいです。そのやり方をあとから聞いて、随分と非効率的な方法だなと思ったんですが、本人としては楽しくナンパできているみたいでした。それにお金もかからない手軽な方法ということで、本人は満足らしいです。

どうしてここまで知っているかと言えば、私はその手軽なナンパによって、ほいほいついていってしまったのです。LINEで会話を重ねたあと、随分話が面白い人だったので、もっと話してみたいと思って、お茶くらいならと思って会ったのです。私は年齢は42歳ですが、まわりの人からはもう少し若く見られます。彼は29歳ということだったので、こんなオバさんでもいいのかと悩みましたし、彼にも聞いたんですが、年上が好きということでOKがもらえました。そのため、安心してお会いしたのですが、彼は大学時代に野球をしていたそうで、肩幅が大きく、いかにも男らしいスタイルの人でした。

仕事は製薬会社の営業ということで、今だに独身だそうです。約束通りにカフェに入ったのですが、その時点で私はドキドキしていました。相手に対してではなく、そのシチュエーションに対してです。ナンパされた男性とふたりきりで会って過ごしているということにです。私は主婦ですから、当然ながら普段は旦那がいます。しかも、会った日は土曜日でした。旦那は仕事が休みで、家にいました。私は女の友達と会うと告げてきました。要は旦那に嘘をついたのです。そんなことをしたのは初めてでしたし、すごくドキドキしてしまいました。彼が土曜日しか時間がないということで、この日になったのですが、最初は深く考えていなかったものの、いざ会うと、とても悪いことをしているような気分になってきて、胸が高鳴りました。

彼の仕事の話を聞きながら、いつの間にか私は旦那の愚痴なども話していて、気づけば2時間ほど経過していました。普段、初めて会った相手にはなかなかうまく自分の気持ちなど話せないのですが、彼が聞き上手だったようで、なんでも話せました。そんなことに気づいたら、目の前にいる彼のことがとても気になる存在になりました。でも、時間は夕方になっていたので、そろそろ夕飯を作らないといけないということで、私は帰ると彼に告げました。すると一緒に店を出てくれて、駅まで見送りに来てくれました。改札の目前まで来てくれて、最後にお別れの挨拶をしたのですが、その瞬間、腕を急に掴まれました。

そして「また会えますか?」と聞いてきたのです。その表情はとても真面目で、私は息を飲んでしまいました。旦那以外の男性をこの距離で見たのは本当に久しぶりでしたから、固まってしまったのです。それでも、なんとか頭を冷静にして、彼に答えました。「少し考えさせてほしい」と告げました。彼は少し残念そうな顔をしていました。正直、また会ってもいいとの思いが自分の中にあったので、そう答えても良かったのですが、即答できない微妙なレベルの迷いもあったのです。やはり私は主婦ですから、気軽にまた会いましょうと言えるような状況ではなかったのです。

その日はそのまま別れて、再びLINEでのやりとりに戻りました。彼が軽い気持ちで言ったことなら、もう連絡は来ないのかと思いましたが、帰りの電車の中ですぐにチャットがきました。そこには、先ほどと同様にまた会いたいということが書いてありました。私は会いたい気持ちはあるということを伝えた上で、もう少しだけ考えさせてほしいと答えました。おそらく、このままの心境で何度も会っていけば、おそらくそのうち関係は大人の関係に発展していくように思います。どこかでそれを望んでいる部分も私の中にあります。しかし、そのためには、まずはお互いの中に信頼関係を蓄積していき、そこから次のステップに進みたいと思っているのです。やはり、急いでしまうと、あとで取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。あくまでも秘密の関係で会っていかないといけないので、お互いに信頼を少しずつ積み重ねていき、安心して秘密の時間を共有できるようにしていきたいのです。

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