ナンパ経験は、出会い系の方が成功率が上がる

ナンパ経験は、出会い系の方が成功率が上がる

ナンパしたことがある人は、その経験を出会い系に活かすべきだ。

ナンパは鳥取市内で何回かやったが成功率は二割以下だった。最近出会い系に畑を変え、ナンパ経験を武器に、ひとりの女性を比較的楽にゲットすることに成功。

彼女は美人でも不美人でもないごく普通の女性だった。ナンパなら敬遠したいところだが、鳥取市内に住む女性の中ではまともな方だったので彼女に照準を絞る。職業はOL。掲示板には「恋人募集中」と書いてある。俺に対してことさら興味を示してくれたわけではないが「君のような個性的な美人に会うことができたら明日死んでもいい」と書き送ったら「死んで欲しくない」と返事がきて、会ってくれることになった。

さて女性を落としにかかるとき、最初にしなければならないことは、女性の雰囲気を即座にチェックし、落としやすいタイプかどうかと見極めることだ。その結果無理だと思ったら時間の無駄だからその場で捨てる。出会い系の場合は、実際に会えたら成功と考えている人も多いと思うが甘い。会ってからが勝負なのだ。セックスに持ち込めなければ出会う意味はない。

待ち合わせ場所は鳥取駅近くの駅前太平線通りの入り口付近。そのあと通りにあるカフェに入るつもりでいたが、やや離れた場所で待ち合わせたのは、カフェまで歩く間に見極めようと思ったからだ。お茶を飲み出すと断るタイミングが難しくなるので、店に入るまでに見極め、NGだったら携帯の見せかけコールを鳴らして急用ができたと去り、その後音信不通にする。欺瞞と偏見に満ちたやり方と思うかもしれないが、これはある意味お互いのためなのだ。本気でエッチ目的お断りと考えている女性のそばに、俺はいないほうがいい。

「始めまして」

と彼女。少し緊張気味。

「来てくれてありがとう。幸せです」

目をじっと視る。男に見つめられると気後れするタイプと見た。内気で恥ずかしがり屋かも知れない。声も小さい。

「お茶でも飲みましょう。この先に店があります」

歩き方を確かめる。少し急ぐと彼女も歩調を早める。ゆっくり歩くとペースを落とす。しばらく黙ってみる。すると彼女も黙る。黙ったまま彼女に微笑みかけると、微笑みを返す。カフェが見えてくる。俺は見せかけコールを鳴らさなかった。まずは合格だ。

男の歩調に合わせようとしないマイペースな女は、まず即セックスには応じない。初対面であるにもかかわらず、沈黙が嫌いでやたら話しかけてくる女も自己主張が強く、なかなか身体を開かないタイプと考えるべきだ。彼女はそのいずれにも当てはまらない優良株。

お茶を飲みながら二人の間に漂う雰囲気を感じてみる。あえて何も喋らず、空気を通して伝わってくる感情の電波をとらえる。ぴりぴりしているか。圧迫感がないか。重いか軽いか。

俺は確信したね。彼女となら呼吸が合うと。彼女は俺の求めをむげに断ることはしないと。落とせる、と俺は思った。

「君のそばにいると、心が温かくなるよ」

「またそんな。嘘でしょう」

「嘘をつきたくない気分にさせてくれる女性だ」

それからパーキングに停めておいた車に乗せる。ここからが勝負。

「心だけじゃなくて身体を温めたい。君の身体で温めてくれないか? 孤独な僕を温めてくれるのはこの地球上で君しかいないと思う」

漫画のようなふざけたセリフだが、これは過去のナンパ経験から言って意外に効く。逆に言うと、このセリフを耳にしてもなお断ってくる女とは、それ以降望みはない。

「ひとつ聞いてもいい? 私のこと好きだよね? 好きだからそんなこと言うんだよね」

「もちろんさ」

正直なところ、好きだという感情はほとんどない。好きなものがあるとしたら彼女の唇と乳と膣だ。それ以外関心はない。

それからホテルでたっぷりとセックスさせてもらった。やはりナンパより出会い系のほうがやりやすい。ナンパは会った瞬間にすべてを見極める必要があるが、出会い系は前もって心の準備ができるし作戦も立てられる。ナンパよりも出会い系をオススメする。

でも彼女からの連絡はその日をもって途絶える。しつこく理由を聞いたら「愛されている気がしない」と返った。たしかにセックスをしているとき、俺は彼女に何も言わなかったばかりか、行為のあとすぐに離れ、服を着たのだ。身体目的と思われても仕方ない。

「この前は緊張していたから。本当は好きなんだ。これは嘘じゃない」

彼女はまた会ってくれた。それからセックスの度に愛の言葉をささやくようにしている。

ナンパも出会い系も、女性の心を大切にすることが大事だね。

このことに気をつけていたら、ナンパの成功率もぐっと上昇していたかもしれない。

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